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仕事と働くことは同じではない

仕事と働くことは同じではない|ながらすたいる

 

「仕事」と「働くこと」は同じだろうか、それとも違うのだろうか。違うとすればどのように、どのくらい違うのだろうか。「ながらすたいる」での仕事と働くこととは?

 

 

人間は生まれた時から働いている

 

「働く」を辞書で調べると「仕事をする」と書かれている。その他に「活動する・機能する」とあり、ほとんどの場合でこれらの意味で使っている。

人間に限らず生命体は生まれたときから生きるために体の機能を働かせている。生まれたばかりは生きるためだけでも、意思を持つようになると目的を持って働くようになる。

この場合の「働く」は活動をするということであり、「仕事」という特定の目的を意味するものではない。どのような意思で活動しても働いていることになる。

「意思」が「意志」になると特定の目的になり、同じ働くでも仕事という意味をもつことになる。仕事をすると働くが同じ意味で使われるのは特定の目的があるかどうかということだ。

 

仕事と働くことの違いとはなにか

 

仕事を「志事」、働くを「傍を楽にする」というように当て字で解釈を促しているの目にする。意味することは同じで、自分のためだけに仕事をする、働くのではないということを意図しているのだろう。

私も基本的にはこの考え方をしているのだが、「仕事」と「働くこと」をケースバイケース、前後関係などで臨機応変に解釈しなければならない。

「働く」は文字通り人が動くことを意味し、働くの反意語は休むである。休むも文字通り解釈すると人が木に寄りかかっている状態を表しているそうだ。この場合の働くの意味は作業を同じである。

「仕事」も文字通りに解釈すると誰かに仕えるという意味になる。誰かとは自分より身分が高い人、上下関係がある人に仕えるという意味だろうが、民主主義全盛の現代では上下関係のためではなく広く誰かのためと考えるべきだろう。

 

 

 

仕事は誰かのため、働くは誰のためか

 

「仕事をする」と使う場合は誰かのために働くということになる。お金のために仕事をする、自分のために仕事をするという使い方は間違ってはいないが本来の意味ではない。

「働く」は誰のためということはなく単に活動している状態であるから、お金のために働く、自分のために働くというのも間違った使い方ではない。当然、誰かのために働けば仕事になる。

「仕事」には職業という意味がある。職業とは特定の目的で働くことで業種と職種を表す便利な言葉だ。「お仕事は何ですか?」と聞かれたときは職業や業種を知りたいのではなく、収入や社会的地位、多忙か閑職かということまで知りたいのである。

好きなことをして働きたいというのは、誰かのために働きたいということではない。好きなことをするだけでは仕事にはならない。好きなことをして誰かのためになって初めて仕事と言える。

 

これからの仕事と働き方はどうなるか

 

誰かのための仕事をするためには自分で仕事に対する明確な意志を持たなければならない。明確な意志がない場合は他者の意志に従う方法もある。むしろこの方が一般的かもしれない。

つまり自立しなければ自分の意志に従った仕事を持つことはできないということになる。現代のように情報が氾濫している場合は自分の意志よりも、情報に従って仕事を行うほうが多いのではないだろうか。

これからの仕事は自分の仕事を持つことと他者と仕事を共有することが増えてくる。他者の意志に従う仕事だけを行う人はやがてAIやロボットに変わられても不思議ではない。

これからは仕事の働き方が分離されるだろう。自分の意思を持つ人間が仕事を創り、その仕事を実行することが働くと言う理解の仕方がされるようになるだろう。

 

仕事をするためには自立しなければならない

 

今まで重視されてきた経験・スキル・時間は必要最小限となり、明確な意志を持つことと意志の共有がさらに大きな意志を生むことになるだろう。そのために欠かせないのが自立である。

(つづく)