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シンプルライフについて話そう(2)捨てる

シンプルライフについて話そう(2)捨てる|ながらすたいる

 

シンプルライフと言えば断捨離という言葉が返ってくるほど定着しているのではないだろうか。特に「捨てる」という行動は難しいようだ。ただ、持っているから捨てるのであって、もともとモノが少なければ捨てるモノもないのだが。

 

 

 

 

もったいないと捨てる

 

もったいない、物を大切にと言われて育った世代には「捨てる」という言葉は禁句のように聞こえるのかもしれない。捨てるのは使えなくなって、どうしようもなくなって初めて捨てるのだ。

使えなくなってもさらに修理して使う、修理ができなければ他の使い方をするというのがその昔は普通だった。昔と言っても昭和の時代まではそうだったような気がする。

おふる、おさがりは序の口、着物は仕立て直し、蒲団は打ち直しというのが商売になっていた時代である。モノを捨てるというのは最後の手段だったような気がする。

 

リサイクルと捨てる

 

捨てるという行為が日常になってきのは、安価でそこそこのものが手に入るようになってからである。「安価」と「そこそこ」という2つの要因があるわけだ。

安い理由は人件費が安い海外で製造するからであり、そこそこというのは一時的に使うには困らないということからだろう。100均の安くて便利がさらに輪をかけたように思う。

レンタルショップも買うという行動に歯止めをかけた。リサイクルショップは捨てる行動に歯止めをかけるように思えるが、捨てる行動にワンクッションを置いたに過ぎない。

今ではネットオークションでリサイクルを前提に購入とするという図式も成り立っている。これらはすべて豊かになったからではなく、むしろお金を使わないようにする庶民の知恵の結果だ。

 

 

 

しまうと捨てる

 

一度手元に置いたものは捨てられないという人もいる。たとえそれがもらいものでも、自分で買ったものでもである。使う使わないは関係ない。

こういう人は単に我欲が強いわけでもない。誰かにものをあげることに気を使う人もいる。上から目線にならないだろうか、相手はどう思うだろうかと気を遣う人でもある。

使わないもの、使わなくなったものでも念のために取っておこうと考える人も多い。執着心が強い、用心深いというわけではなく、後悔したくないという自信のなさの表れでもある。

こうなってくるとものは溜まるばかりである。ものを溜め込む場所がなければ捨てるしかなくなるのだが、溜め込む場所がある人ほど捨てられない症候群に陥る。

 

捨てることができない人

 

常に最後まで使うという考え方の人がいる。これだけで考えればとても良いことののように思える。最後まで使ってなくなったことを想定して備蓄をする人もいる。結果的にものは増える。

また、捨てるものはないという考え方の人もいる。ものの価値を見出し、見極められる人ならよいが、ほとんどの人は目的が達成した時に必要でないものになってしまう。

どうして捨てることができる人とできない人がいるのだろうか。自分の生活に必要なものを考えたときに、捨てることができる人とできない人の差は「必要」という考え方の差でもある。

生活だけではない、そのものが「必要」という考え方に違いがあるのだ。シンプルライフを行うならば必要かどうかという基準に経てば、必要でないものは自ずと分かるだろう。

 

シンプルライフには「必要」という考え方が必要!

 

「どんな生活をしたいのか」というこを考えたことのない人ほど、そのときそのときの情報で判断してしまうのだろう。「これはシンプルライフに必要なものです」と言われたら思わず耳をそばだてて買ってしまう人もいるのではないだろうか。

シンプルライフというライフスタイルは人によって考え方が違う。「捨てる」の反対は溜めるでも仕舞うでもない、「必要」であり、何に必要かという考えである。シンプルライフは考えなくてもよい生活ではなく、常に「考えること」を忘れてはいけない生活でもある。