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シンプルライフには「あそび」が必要なんだってば

シンプルライフには「あそび」が必要なんだってば|ながらすたいる

 


「あそび」とは本来の目的に対する動きとは異なった動きに使う。「あそび」には2つの意味がある。ひとつは本来の動きとは関係の内容に思える「戯れ」という意味であり、もうひとつは本来の動きを補助するための「ゆとり」という意味である。

 

 

 

 

時間・空間・人間という三間

 

「時を守り、場を浄め、礼を正す」とは、国民教育の師父と称される森信三先生の教えである。「時間・空間・人間関係」が教育に重要であると説いている。

他にも私が印象に残っているのは、これら3つの間を持てない者は「間抜け」であるとか、「躾」という字は身を美しく保つという意味というのもある。(森信三先生の言葉かどうかは記憶が曖昧ではあるが)

シンプルライフを心がけるときにも、これら3つの間である「時間・空間・人間」についてシンプルに考えるようにしている。また3つの間に「ゆとり」という意味での「あそび」を持つように心がけている。

 

空間にゆとりを持つ

 

分かりやすいところから考えると、空間にゆとりを持つこととシンプルライフとの関わりが説明しやすい。空間にゆとりを持つこと自体がシンプルライフだと考えている人も多いのではないだろうか。

とは言っても、生活空間は限られているということが前提になる。引っ越す前の何もない部屋は広く感じるが、生活用具を運び込むと意外と狭いと感じることがある。限られた空間を意識することでこのようなことは避けられるのだが、なかなかうまくいかない。

 

 

 

必要なモノから考えると

 

生活空間に必要なモノから考えると、空間にゆとりを持つためには生活用品を少なくするか、生活用品を小さくする方法がある。または空間の有効利用を考えることになる。

では、生活空間に必要なコトから考えるとどうだろうか。ゆっくり休める自分中心の空間であったり、集中して仕事や勉強を行う空間というようにである。

生活空間に求めるのは本来はモノではなくコトである。コトに必要なモノだけを部屋の中に配置することが理想的である。

限られた生活空間で複数のコトを行おうとすると当然のことながらモノが増える。たとえひとつひとつのコトに必要なモノが少なくてもまとまれば多くなる。

 

必要なコトを行うために

 

生活空間に必要なモノよりコトを考えてみよう。生活空間には必要なコトを行うための広さと機能は備わっているだろうか。必要なコトを行うために必要なモノを持ち込んだときにどのくらい余裕があるだろうか。

この「余裕」が「ゆとり」であり「あそび」となる。最初の段階では余裕があると思っていても時間が経つにつれて余裕がなくなるのはよくある話である。

では先々のことを考えて初めから広めで高機能の生活空間が必要かと言えば必ずしもそうではない。生活空間に必要なコトとモノはどのくらい先を見て考えればよいのだろうか。

長く使うことを考えるのか、短く使い捨てにすると考えるのか、モノによって異なるので一概には決められない。またすべての人が同じモノを使うこともない。

 

生活空間に必要なコトから考えよう

 

空間にゆとりを持つためには、特定の目的だけに使う空間ではなく、万能に使える空間=目的のない空間をどれだけ持つことができるかである。

この空間は普段は遊ぶための空間と考えてもよい。一見、無駄な空間のように見えてもその空間には「ゆとり」という意味のある空間だからだ。

(つづく)