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あこがれのシンプルライフ、現実のシンプルライフ ~ 50代60代のシンプルライフ

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50代60代になると以前より他人の目が気にならなくなってきます。他人の目が気になるとシンプルライフはなかなかできません。一方で他人の目が気にならなくなるとシンプルライフとはまったく真逆のライフスタイルになる人もいます。
大切なことは他人の目を基準にするのではなく、自分で考え、自分で感じるシンプルライフにすることです。

 

 

◆◆あこがれの北欧風シンプルライフ

シンプルライフと聞けば北欧デザインを思い浮かべる人も多いでしょう。また、日本のシンプルライフと言えば「モノを持たない生活」と答えが返ってくるような気がします。
バブル経済が弾けるまで日本の生活は「モノを持つ生活」であり、そのおかげで経済成長ができたにもかかわらずです。不景気になるとシンプルライフというライフスタイルが商業的に重宝されているようにも思います。

 

◆北欧と日本のシンプルライフ

北欧と日本のシンプルライフの違いは国旗をを見れば一目瞭然です。北欧五カ国の国旗は直線的で、日本の国旗は日の丸と呼ばれる通りの単純な円形です。
北欧の国々に共通する十字は「十字軍」に由来するもので、シンプルライフとは関係ありません。日本の国旗の日の丸も太陽を表しているとい言われていますが、こちらもシンプルライフに関係ありません。
たまたま十字と円という比較対象になっただけですが、考え方も国旗と同じくらい違います。

 

◆個人主義と集団主義という通説

欧米は個人主義、特に北欧の個人主義は「北欧主義」とも呼ばれて個人重視の考えが浸透しています。単一民族である日本は集団主義と自他ともに認めていますが、日本の個人主義は利己主義といういう意味が強く北欧とは異なります。
北欧主義は個人の生活を重視する考え方であり、日本の集団主義は個人よりも和を保つ生活と考えたほうがよいでしょう。いずれにせよ日本人が北欧デザインを好むのは主義主張が似ているからではないようです。

 

◆日本と北欧の倹約・節約の違い

例えば、日本には「もったいない」に代表される倹約・節約の文化があります。北欧でも倹約・節約の文化があります。
ただし北欧は「高負担・高福祉」のために多額の税金を払いますので、いわゆる手取りが少なく、なおかつ物価が高いのです。そうなると使いたくても使う金額が限られているので倹約・節約をするわけです。
日本も高齢者に対する福祉は低くはありませんが、若年層の教育や労働者に対する福祉は高いとは言えません。

 

◆ないものねだりのシンプルライフ

日本人が北欧のシンプルライフにあこがれ、手本とするのは、日本にはないものがあるからだと思います。いつの時代も日本は「日本にないもの」を取り入れ、日本の生活様式に取り入れてきました。
日本のシンプルライフは、かつての質素堅実な生活様式ではなく、欧米化した生活様式に準じたシンプルライフです。したがって北欧のシンプルライフを取り入れるのも良いと思いますが、そのまま取り入れるのでは日本の良さが失われてしまいます。

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◆◆日本のシンプルライフはモノ中心なのか

「シンプルライフ」と検索するとモノ中心の考え方が多くヒットします。ミニマルライフという用語もモノ中心の考え方なので検索結果にチラホラ見られます。
モノ以外にも検索でヒットするシンプルライフに対する考え方は、「効率が良い」とう考え方で、時間、お金、場所、ヒト(人間関係)を比較対象として効率が良いかどうかという考え方です。ただしシンプルライフの考え方はモノと効率だけではありません。

 

◆目に見えないシンプルライフ

シンプルライフに共通する考え方に「ココロの持ち方」があります。
西洋思想と東洋思想、個人主義と全体主義、キリスト教徒と仏教と比較して考えることもできますが、日本ならでは思想、主義、宗教があります。これらはすべて目には見えません。
欧米とアジアと日本、これらをすべてひっくるめて現代の日本のシンプルライフが存在します。デザインだけではなくライフスタイルにも現代の「和」があり、シンプルライフの基礎になっているのではないかと思います。

 

 

◆心が変われば考え方が変わる

こんな格言を聞いたことがあると思います。

心が変われば  態度が変わる   態度が変われば 行動が変わる
行動が変われば 習慣が変わる   習慣が変われば 人格が変わる
人格が変われば 運命が変わる   運命が変われば 人生が変わる

ヒンズー教より


このシリーズはいろいろな人がアレンジして使っています。「心」の部分を「考え(方)」としている人もいます。「心」は無意識、「考え」は意識的であり、シンプルライフの本質は無意識で行うべきです。とはいっても「心」を変えるには時間がかかります。
「心」よりも「考え」つまり頭で考えたほうが行動に移しやすいのではないでしょうか。シンプルライフには「心」からのアプローチと頭を使う「考え」からのアプローチがあるのです。

 

◆モノ・時間・お金・場所・ヒトを頭で考える

こんまりさんの「ときめく片付け」は「心」が感じるモノ・時間・お金・場所・ヒトにたいしての整理術だと思います。他にも整理術は多々ありますが、「心」ではなく「頭」で考えて整理する方法が多いようです。
例えばどんなに心がときめく服があっても、収納方法は頭で考えるはずです。実際のシンプルライフは試行錯誤の連続ですので、「心」でも「頭」でもどちらから入ってもよいと思います。大切なことは続けること、続けられることです。

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◆◆心・頭・体という3つのアプローチ

私はなにごとにも「心・頭・体」という3つのアプローチを持つようにしています。
「心」とは、感情にとらわれない心地よい状態が続くかどうかというアプローチです。
「頭」とは、他者との比較、過去・未来との比較をする功利的なアプローチです。
「体」とは、体感や経験による感覚的・直感的なアプローチです。

 

シンプルライフの「シンプル」とは「簡単・単純・簡素・素朴・飾り気のない」などの意味で使われますが、厳密なきまりがあるわけではありません。人によって感じ方、考え方が異なります。
ほとんどの場合は自分で感じる、考えるというよりも、既存の感じ方、考え方との比較になります。比較した結果を、モノ・時間・お金・場所・ヒトに反映させているのではないでしょうか。

 

50代60代のシンプルライフは先が長いようで、実際に行動できる時間は限られています。「行動>習慣>人格>運命>人生」という順番で変わるのではなく、「考え>行動>人格」の3つにまとめるのが適切だと思います。もちろんこれら3つに限ったことではありませんので、自分の強み・弱みを考えて選ぶべきだと思います。

 

シンプルライフは「心・頭・体」を使うライフスタイルです。
3つのバランスを取りながらシンプルライフを送るよう心がけています。