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人生の仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)

人生の仕事と生活の調和(ワーク・リフ・バランス)

 

「ワーク・ライフ・バランス」は「仕事と生活の調和」と訳されています。
「仕事と生活の調和」は1日の中での仕事と生活の調和だけではなく、人生を通しての仕事と生活の調和として考えることもできます。

 

 

日々の仕事とライフワーク

 

人生を通しての仕事をライフワークと呼んでいます。ライフワークだけで人生を送る人はごく稀で、ほとんどの人が日々の仕事として働いています。ライフワークを意識することなく人生を終えてしまう人も 少なからずいいるでしょう。

 

仕事には3つの目的があります。1つめは収入を得ること、2つめは自分のやりたいこと、3つめは社会のためになることです。この中で欠かせないのが日々の生活に必要な収入を得ることであり、2つめ3つめは後回しになってしまいます。

 

つまり目の前の大切なことに長い時間をかけ、自分や社会にとって大切なことに時間をかけなくなります。仕事を通して自分のやりたいこと、社会のためになることを行っているという人もいますが、もし収入が得られないならば同じ仕事を続けるでしょうか。
収入を得るのが先で、自分のやりたいこと、社会のためになることを後付けで仕事の目的にしている人も多いと思います。

 

「バランス」という言葉は天秤が釣り合っているような均衡な状態をイメージしがちです。一方で「調和」という言葉はちょうど良い状態を意味しますので混ざり合っている状態をイメージさせます。仕事の3つの目的を1つの仕事で達成するよりも、複数の仕事を調和させることでそれぞれの目的を達成できるという考え方もできます。

 

仕事と生活のバランスを考える前に、3つの仕事の目的を意識して、それぞれの仕事を調和させることで人生を通しての仕事を行ってはどうでしょうか。

 

 

 

日々の生活とライフスタイル

 

「ワーク・ライフ・バランス」の「ライフ」は「生活」という意味で使われています。
日々の仕事に対して日々の生活を対比して表しています。「ライフワーク」が人生を通しての仕事であるならば、「ライフ」には人生そのものという意味としても解釈できます。

 


「ライフスタイル」には生活の仕方・生活様式という日々の暮らしを意味する場合と、価値観・人生観というような生き方として人生そのものを意味する場合があります。日々の暮らしに関するスタイルは「リビングスタイル」であり、人生に関するスタイルが「ライフスタイル」だと私は考えています。

 

日々の生活を快適に心地よく暮らすことは理想ですが、なかなか思い通りにはいきません。思い通りにいかないからこそいろいろと工夫をして暮らしていくのが楽しみになるとポジティブな考え方もできます。ところが日々の生活に無頓着で、理想に近づけようともしなければ、理想の生活など考えていない人もいます。

 

日々の生活に理想を持たない人が人生について考えても考えつくわけもなく、思いつきの人生観にしかなりません。自分の人生ではなく、なんとなく良いと思える他人の人生をコピーしている人が多いように思えます。人生とは生きるから死ぬまでですから、先を見通した暮らし方そのものが人生観になります。

 

仕事と生活は、仕事だけでも生活だけでもなく、複雑に絡み合いながら人生を送ることになります。決して「ワーク・ライフ・バランス」という言葉だけでは表せません。

 

 

 

健康・睡眠・学び・遊び・移動

 

「ワーク・ライフ・バランス」のどちらにも結び付き、生きていく上で大切なことがいくつかあります。例えば、「健康」「睡眠」「学び」「遊び」「移動」などは仕事と生活のどちらにも関わります。ところがこれらは仕事に含めることは少なく、生活に含めてしまうことが多いのです。

 

「健康」と「睡眠」は密接な関係があり、当ブログでは「マイ・ウェルネス」として扱っています。健康の定義とは、良質の睡眠とは考えても、実際には個人差が大きいのでひとりひとりが自分の健康法を持ち健康管理を行うべきです。「健康」と「睡眠」も生活の中で考えるのが一般的で、これらに関する知識やリテラシーの差が大きいにもかかわらず一般論で語られています。

 

「学び」は学校教育というカリキュラムが共通の認識となっています。人生の初期段階に「学び」を行うというのは世界各国で行われています。人生50年と言われていた時代ならともかく、人生100年時代と言われている現代ではあまりにも人生の初期段階に片寄っています。仮に20歳までを「学び」の期間と考えるのであれば、残りの人生は30年と70年というように大差があります。

 

学校教育も指導要領の改訂はあるものの大きくは変わっていません。過去に重要視されたものを積み上げるため時代が進むにつれて学ぶ量が増え、本当に重要なこともそうでないことも同じ配分で扱われます。仕事や生活に関することも同様で、時代が変わっても過去に学んだことを大切に、言いかえれば固執して仕事や生活をしています。

 

人生100年時代に大切な「学び」は過去を学ぶことではなく、未来に役立つことを学ぶ必要があります。学校教育を終えてからの学び、働き盛りの学び、働き盛りを終えてからの学び、老後の学びと一生学ばなければならない時代です。

 

 

 

よく学びよく遊べ・よく遊びよく働く

 

「遊び」と「移動」についても簡単に触れておきます。「よく学びよく遊べ」「よく遊びよく働く」という言い回しを聞いたことがあるでしょう。英語ではどちらも「Work hard, play hard」と言うそうですので、「学ぶ」「働く」に対して「遊ぶ」が使われることがわかります。

 

前述のとおり「学ぶ」と「働く」には目的がありますが「遊ぶ」には明確な目的がありません。「遊ぶ」という意味には目的なく時間や空間を使うという意味もあります。ところが同じことを行っていても目的の有無によって「学ぶ」「働く」「遊ぶ」が使い分けられています。

 

考え方を逆にすると、目的が先にあれば「学ぶ」「働く」と使い、目的がなければ「遊ぶ」と言われますが、「遊ぶ」のあとに目的が芽生えることもあります。これからの時代は「遊ばずに学ぶなかれ」「遊ばずに働くなかれ」となる予感がします。

 

最後に「移動」です。人類の進化は「文字」と「移動」の発明の連続でした。21世紀になって、文字と移動の発明は少なくなり、新たな文字と移動の発明がなくても人類が進化する時代になりました。かなりはしょりますが、それはAI(人工知能)と高速通信によるものです。やがて21世紀の終わりにはAIは思考まで高められ、移動はバーチャルの世界に変るかもしれません。

 

「移動」に時間と空間、情報と人間(ヒューマンパワー)、資源とエネルギーを費やす時代から、「移動」のない時代に変わっていくでしょう。在宅勤務、自宅起業を始め、同じ場所に居る、同じ場所に住む時代から、「住む」という考え方も変わっていくと思います。

 

 

今回書きだした事がらをすべて同時に行うことは難しいとは思います。それでも1つのことだけに集中するのではなく、同時にではなくても1つのことに片寄らずに複数のことを行っていくことがこれからの時代は重要です。
その結果として本当の意味で「仕事と生活と自分」を調和させることができると思います。