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在宅マネジメントと未来の社会生活

在宅マネジメントと未来の社会生活

 

 

 

新型コロナウィルス緊急事態宣言

 

新型コロナウィルス禍の先行きは未だ不透明な中、街中では外出を控えていた人たちが外を嬉しそうに歩きはじめてきた札幌です。みなさんの地域ではいかがお過ごしでしょうか。

北海道では知事が早々に「新型コロナウィルス緊急事態宣言」を発し、週末の外出自粛要請や一斉休校などの対策を実施したため、札幌市内は人通りも車の往来も少なかったように思えます。一昨年の北海道ブラックアウトの記憶もまだ新しい中、同じように静かに時間が流れて今日まできました。

そして昨日で緊急事態宣言の期限を迎え、以前の街中の雰囲気に戻るかと言えばそんなことはありません。依然として人通りが少ないのは今日が春分の日で三連休が始まるからでしょう。こころなしか家の前を通る小学生・中学生の声も聞こえず未だ明るい雰囲気とはいきません。

 

 

 

在宅ワークと働き方改革

 

私は自宅の一室で仕事をしていますので、以前から外出することは多くなくそれほど仕事にも生活にも影響がありませんでした。ただし、急きょ自宅で仕事をすることになった方からの問い合わせが多く思いのほか忙しい日々を送っていました。

在宅での仕事が認められた方はほぼパソコンを使って仕事をしていますので、自宅のパソコンの環境が思うようにならないという問い合わせがほとんどでした。Windows7をぎりぎりまで使っていた方は自宅のパソコンがWindows10になっていても今までは気にならなかったのでしょうが、いざ仕事で使うとなるとわからないことだらけだったようです。

一番多かった問い合わせは自宅のWifi環境についてでした。遅い、繋がらない、印刷ができないなど職場ではふつうだと思っていたことが自宅では気になるようでした。職場のパソコンと自宅のパソコンでは環境もスペックも違うと説明しても、「スペックってなんだ?」というところから説明しなければなりません。

次に多かったのがメールやチャット、ビデオ通話などの扱い方についてです。最近は仕事用のメルアドは自宅のパソコンで見ることはなく、スマホで見ることが多いのが実情です。ところがスマホで受信して読むことはできても、添付資料は見にくいし、メールを書くのも大変だからなんとかならないかという問い合わせです。年代的に若者とは言えない世代の方が多いのでいたしかたありません。

働き方改革は在宅ワークだけではないのですが、まるでこれを機に一気に在宅ワークが広がるのではないかという論じている人もいます。仕事はどこでもできますが、仕事をする環境を自分で作り、維持することは誰でもできるわけもなく在宅ワークの脆さを垣間見た気がします。

これからさき、在宅ワークを行うのであれば仕事の環境を職場と自宅にデュプリケーション(複層化)しておくことが求められます。もしくはモバイル環境で職場でも仕事をするなどの方法も考えても良いと思います。私が会社勤めをしていた頃はそうしていました。

 

 

 

暮らし方改革とネットの存在

 

新型コロナウィルスの感染予防のひとつに「人混みの中に行かない、近距離で人と接しない」という行動基準が示されています。そうなると仕事だけではなく生活にも影響が出てきます。前述の緊急事態宣言で北海道では一斉休校になりました。私の家には対象になる家族はいませんでしたが・・

親戚の家では一斉休校で子供が2人、デイケアが休みになったおばあちゃんがおり、私も出張介護&子育てに参加することになりました。午前中だけですので、子供の勉強とおばあちゃんの見守りで半日が過ぎていきました。在宅ワークができない仕事をしている家庭では苦労が多かったと思います。

最近の家庭事情は夫婦は共稼ぎ、高齢者は雇用延長、子供は学校、高齢者はデイケアへというパターンがあっても不思議ではありません。自宅にいない時間が多いだけではなく、家族が一緒の時間と家族がバラバラの時間がうまく組み合わさっています。このバランスが崩れると自宅という場所の存在が変わり、子育てと介護の場となります。昭和中期までは当たり前のことでしたが。

私自身は自宅でネット通販を利用していましたし、冬期間は大手のオンラインスーパーで宅配を頼んでいました。仕事に必要な用品はほぼネットで、生活用品もネットで買っていました。銀行もネットバンクで現金は持たないようにしていますし、コミュニケーションもLINEやSNSを使っていますので外出しなくてもよい生活環境す。

北海道ブラックアウトのときに私の周りではガラケーからスマホに変えた人も多くいます。今回も新型コロナウィルスの感染状況を毎日のように防災アプリでチェックしていました。自然災害・人為的災害のときだけではなく、今回のような感染症の緊急事態でもネットとスマホがおおいに役に立つというこがわかった思います。子供にも年寄りにも一家に一台は緊急用にスマホは必要です。

働き方改革だけではなく、自宅を安全な避難場所として考えるならば防災セットを準備するだけではなく、今回のような緊急事態に対応できるような暮らし方を考えてはどうでしょうか。ネットとスマホだけではなく、我が家の防災セットにはマスク・消毒用アルコール・トイペが入ってますし、またシンプルに暮らしていますので慌てることなく自宅で暮らすことできています。

 

 

 

在宅マネジメントと未来の社会

 

私は自宅で仕事をし、自宅でプライベートを過ごしているので自宅に長期間に渡って居なければならなくてもそんなに不自由も感じず、ストレスもたまらずに過ごしています。「ひきこもり」と言われても否定はできませんが、子供の頃から両親の介護が始まるまでは家に居ない生活のほうが多かったような気がします。

両親の実家で在宅介護が始まってからは自宅から出たくても出れない状況が続きました。在宅介護が始まった頃は猛烈なストレスが溜まり、御多聞に漏れず体調を崩し、心療内科のお世話にもなりました。あることがきっかけで、自宅でもできることを多くしようと思い、働き方・暮らし方・健康管理を変えました。

世の中で「ワーク・ライフ・バランス」が盛んに取り上げられた頃から違和感を感じていたのは、仕事と生活を分けて考えるからだったせいでしょう。「働き方改革」も長時間労働・女性と高齢者の労働参加・在宅ワークも机上の空論が繰り返されているような気がしていました。

今回の新型コロナウィルスで在宅ワークが脚光を浴びていますが、私としては今更感が強く今までの生活とあまり変わることもないので、現在の自分のワークスタイルとライフスタイルにしてよかったと思います。私は心臓に基礎疾患を持っているのでもし新型コロナウィルスに感染したら重症になる確率は高いので、このまま終息して欲しい気持ちは人一倍あります。

自宅ですべてが終わるような生活が良いとは思いません。時間とお金があれば、そして体調が良ければいつでも旅に出たい気持ちはあります。まだ死にたくないので新型コロナウィルスが終息するまでは旅に出れそうもありませんが。そうなると自宅でどう過ごすかということが今まで以上に重要になってきます。

もし宇宙旅行へ出かけるとしたら(そんな気はありませんが)、限られた空間で仕事も生活も健康管理も行わなければなりません。そう考えると未来の社会は人間の住むところが限られ、SFのような閉ざされた空間で過ごすことになるのであれば、まだ現在の自宅で過ごす方がよいと思えます。働き方、暮らし方、健康管理と在宅で可能なことのマネジメントがこれからは重要になるでしょう。

 

 

 

働き方・暮らし方・健康管理の在宅マネジメント

 

日本では空気と水と安全は「タダ」だと言われてきました。いつの時代もそれは言い過ぎだったと思いますが、少なくとも現在はきれいな空気も、きれいな水も、すべての人の安全も「タダ」ではなくなっています。

ただでさえ自然災害が多い日本で、周囲の国から安全を脅かされている日本で、新型コロナウィルスという感染症の蔓延は日本の真価が問われるときが来たと思えます。高齢社会は経済も弱くなれば感染症にも弱い、そんな中で次の一手をどのように考えるかは政府でも自治体でもなく自分自身の働き方・暮らし方・健康管理にかかっているではないでしょうか。

 

 

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