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新型コロナ禍と過去への訣別

新型コロナ禍と過去への訣別|ながらすらいる bixlix.com

出典:「喫煙でコロナ重症化」報告相次ぐ 加熱式たばこは?(朝日新聞)
※新型コロナウイルス特集ページ公開と、記事の無料公開範囲変更について

 

 

高齢禍社会と老朽禍社会を変えるときがきた

 

新型コロナは高齢者に感染者が多く重症化しやすく、若年層は感染しても重症化しないが高齢者に感染させてしまう危険性があると政府専門家会議でも説明されています。しかしながら若年層よりも高齢者が発症し重症化しやすいのは新型コロナだけではありません。新型コロナ以前の死亡原因を見れば一目瞭然です。ことさらに高齢者と若年層を分けた対応は感染拡大を防ぐ動きを分断してしまうことになります。「国民が一丸となる」には説明不足でした。

 

肺炎の検査が65歳から5年おきに肺炎球菌ワクチンを公費扶助で受けらることからも分かるように、高齢者は肺炎に注意しなければなりません。ここで専門家に異を唱えるつもりは毛頭ありませんが、今まで高齢者医療に力を入れ寿命を伸ばしてきた医療体制の偏りを変えなければ感染後に重症化してしまう人への対応が遅れてしまいます。

 

新型コロナへの対応は想定していた高齢化社会と、それを支えるべく想定したい老朽化した制度とインフラでは対応できないことに気づくのが遅すぎました。急に変えることはできないと今までの社会を維持しようとしてきたツケがまわってきたのです。〇〇改革といっても所詮は机上の想定論議でしかなかったのです。

 

専門家会議は「PDCA」の「P:PLAN」です。次の「DO」に時間がかかり「CHECK・ACTION」を語っても感染の拡大を防げません。今はまさに「OODA」が必要です。すでに手遅れ感はありますが、今からでも、できるだけ早く体制を変えなければ高齢化は高齢禍になり、老朽化は老朽禍になり社会は荒みゆくことになってしまうでしょう。

 

 

PCR検査とマスクは確実ではない

 

「PCR検査を多くの人に受けさせて感染者のあぶり出しを行うべきだ」「そんなことをしたら感染者だらけになって医療が追いつかない」という議論は空論です。PCR検査について理解を深めれば検査だけで感染者かどうかを判断できないことがわかるでしょうし、医療に頼ることは最終手段だということを再度認識してください。

 

同様に「マスクは感染しない、感染させない」という啓発には役に立ちますが、ウィルスの感染を防ぐには無力です。気持ちの問題とか頑張ってなんとかなる問題ではないのです。病院で重篤になる感染者の年齢分布、マスクを余分に買う年齢層を見れば日本の実態が分かります。治療方法が確立し、社会免疫ができるまではこの状態が続くと考えなければなりません。

 

「行動変容」「基礎疾患」という四文字熟語を使っても行動は変わりません。今までの行動習慣を変えられないのは長く生きてきた人すなわち高齢者であり、基礎疾患を持っている人は高齢者に多いのです。特に肺に基礎疾患、肺を痛める習慣があった人は感染レベルも重症化レベルも高くなるのは素人が考えてもわかりそうなものです。

 

PCR検査よりも自分が肺にどのくらい負担をかけていたか、また肺炎が死亡原因の4位になるのはどうしてなのかを高齢者は学ぶべきです。また年齢を問わずに言えることは病院は自分の力では治癒できない場合に行くところであり、日本人が当たり前と思っている公衆衛生についても学ぶべきです。東日本大震災が起きた後に原発や地震について学ぶことが多かったように、新型コロナ禍について後で学ぶのではなく、今起きている事実として学ぶべきです。

 

 

心配するならコロナ密度を心配せよ!

 

もう誰もが知っている「三密」ですが、「密閉・密集・密接」を避けることはコロナを体に取り込まないようにする方法です。ではなぜ体に取り込まないようにできるのでしょうか。たった1個のウィルスなら体の中に取り込む可能性は少なくても1億個のウィルスがあると体の中に取り込む可能性が高くなります。つまりウイルスが多くなるコロナ密度が高い空間が「三密」なのです。

 

空中を漂うウィルスの他に物に付着しているウィルスがあります。1人の人だけが触る物と多くの人が触る物では、多くの人が触る物のほうがコロナ密度が高いでしょう。これが「手洗い・消毒」という感染予防法です。どんなに「三密」を避けても多くの人が触る物に触れる生活をしていればコロナ密度の高いも物に接触している筈です。例えばお金(紙幣・硬貨)とか・・

 

では人の多い地域ではなく過疎地に行けばコロナ密度が低くなり感染確率が少なくなるのでしょうか。それは正解のように思えて実は正解とは限りません。人口過密地とは違って便利とは程遠い暮らし方をしなければなりません。店舗も少なく、商品も少なく、並んで買ったのでは本末転倒になってしまいます。そして人口過疎地は医療過疎地であることも理解しておいた方がいいでしょう。

 

ではどうすればよいのでしょうか。自宅から出ずに生活ができてもストレスが溜まるという人もいるでしょう。そうなると問題はストレスへの対処ということになります。新型コロナの恐怖から逃げるには感染確率を減らす暮らしをしなければなりませんが、ストレスが溜まる生活を送る確率が高くなります。どちらを取るか、バランスを取るかではなく、感染確率を下げる方法を取りながらストレスを溜めない暮らしをすることが残された答えとなります。

 

新型コロナ禍はまだまだ続きます。過去の習慣的な行動と思考から訣別して新型コロナ禍を生き延びる術を見つけ出しましょう。自分の身は自分で守るしかないのですから。