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経済活動だけでなく社会制度を揺るがした新型コロナ

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5月に入ってからコロナ禍は少しは落ち着いたように報道されていますが、ゴールデンウィークから10~14日間を経過しなければ落ち着いたかどうかは分かりません。発症するまでの潜伏期間にどれほど多くの人が感染したかわからないのですから慎重にならなくてはなりません。

 

一方でコロナ禍が完全に落ち着くまで待てないのが経済活動です。経済活動を行えなければ収入が途絶える人もいれば、経済活動を行わなくても収入がある人もいます。已む無くコロナ禍の下で働く人もいれば、コロナ禍に働く必要のない人まで働いています。

 

経済活動は間違いなく停滞していますので、その補填としての特別給付と緊急融資のはずですが、前述のとおり経済活動状況が異なりますので、銀行に振り込まれたお金が目的に見合った使い方がされるとは限りません。不要不急の使用目的がなければ口座に留まることも多いでしょう。

 

 

もう新型コロナ前にはもどれない

 

今回の新型コロナはワクチンが流通するまで終息することがないと当初から言われていました。たとえワクチンができたとしても終息ではなく限りなく収束していくことになり、新型コロナが絶滅するわけではありません。

 

そうなると新型コロナが蔓延する以前の社会に戻ることは不可能です。ともすると早く収まって元の生活に戻りたいと考えがちですが、もうそのようなことは起きません。新しい生活がもう始まっているのです。政府からも「新しい生活様式」が発表されていますが、言われなくてもわかるようなことばかりです。

 

経済活動自体も新型コロナ前と同じ活動に戻れないことは確かです。取り合えず今を乗り切るために行う経済活動、例えば外食産業がテイクアウト(持ち帰り・配達)を中心とした中食に切り替えても、所詮「取り合えず」です。特別給付も緊急融資も「取り合えず」であり、その先までの見通しはありません。

 

困ったら国(政府)がなんとかしてくれる、会社がなんとかしてくれるという状況ではありません。自分を守るのは最後は自分です。新型コロナからも経済停滞からも自分を守るのは自分だということを忘れてはいないでしょうか。新型コロナは生活だけではなく、社会のありとあらゆる制度を変えなければならない啓示として受け入れることが必要です。

 

特別給付を辞退しましょう、特別給付を受け取って寄付しましょう、という動きも出てきています。辞退も寄付もその時限りで継続はできません。新型コロナ後の社会制度を変えるための資金としても使わなければならないことに気がついていただきたいものです。

 

 

 

 

仕事も生活も教育も根本から変える

 

外出を控えた自粛生活が始まると当然のことながら自宅に居ることが多くなります。自宅に居ると話すのは同居人ぐらいで、電話やネットを使って話す人も増え、オンラインでの仕事はもとより生活も教育もオンラインに変わっているように思えます。

 

ところが変わっているのは方法であって、仕事そのもの、生活そのもの、教育そのものは変わっていません。前回の記事にも書いたようにオンラインでできる仕事とできない仕事があるように、生活もオンラインでできる生活とできない生活があります。

 

オンラインでできる買い物とできない買い物、オンラインでできる授業とできない授業に切り分けるだけでは不十分です。本当に必要か必要でないかを考える必要があるでしょう。例えば学校の年度を9月開始にしたところで授業内容は変わりません。

 

現時点でオンラインで仕事をしたり、買い物をしたりできるのであれば新型コロナ前の働き方や暮らし方に戻る必要はないでしょう。特にオンライン授業を受けた児童や学生は学校の存在意義を今までとは違うものに受け止めるでしょう。

 

なにもかも新型コロナ前の元に戻そうとすることはありません。社会は時代と共に変わります。その変わり方は直線状の右肩上がりではなく、階段状に変わっていくこともあります。ここ数十年の日本は階段の平面部分であり、現時点では垂直部分に差し掛かっているのです。

 

次の段階に上がる絶好のチャンスなのですが、新型コロナという感染症に呑み込まれています。厄介なのは新型コロナウィルスの蔓延だけではなく、社会が停滞する病(やまい)が蔓延してしまうことかもしれません。

 

 

 

 

取りあえずと先のこと、両方を考えなければ生き残れない

 

私の近くでも10万円を楽しみにしている人がいます。なんに使おうかなと笑いながら話しかけてきます、マスクもせずに。のんきに構えているときではないのですが、やはり過去の経験だけで判断しているのでしょう。

 

いつかは終る、終わればなんとかなる、国がなんとかしてくれる、と言わんばかりに口角泡を飛ばす御仁もいます。私はそいういう御仁とは付き合いたくないし、話もしたくありません。子供たちをそういう御仁に近づけたくもありません。

 

なにも身近にいる方ということではなく、ネット上でもよく見かけます。もし批判や批評をするなら、子供たちに説明できるように話をして欲しいものです。誰かが悪いというのはイジメと同じで責任のない発言の連鎖を起こします。

 

今、考えるべきことは2つあります。取りあえずのこととこれから先のことの2つです。取りあえずのことは人それぞれことなりますが、これから先のことは共通の考えを持って社会制度を変えていくことが必要です。

 

そのために今一番大切なことは「学び」ではないでしょうか。