ながらすたいる X ワークライフ・トランスフォーメーション

働き方と暮らし方が変われば生き方が変わる ワークスタイルとライフスタイルを考えるブログ

新型コロナで生活が変わった;第三のライフシフト

#新型コロナで生活が変わった;第三のライフシフト|ながらすたいる bixlix

 

 

 

新型コロナで生活が変わった;第三のライフシフト

 

緊急事態宣言が解除され今後も自粛要請が徐々に緩和されることでしょう。これでもう安心だと思うのは性急すぎます。限りなく安全にならなければ安心はでいません。新型コロナ禍の前と後の生活はどのように変わるのでしょうか。

 

2020年2月~5月を境にして、 新型コロナ禍の前をビフォーコロナ、後をアフターコロナと言うようになりました。アフターコロナでは新型コロナが無くなるのではなく、常に新型コロナがある状態の生活になりウィズコロナと言われています。

 

新型コロナ前の生活を「元の生活」などと呼ぶ一方で、後の生活を「新しい生活様式(ニューノーマル)」という呼び方も政府主導で進めようとしています。実際には新しい生活様式ではなく今までの生活基準を変えることに主軸が置かれています。

 

 

 

第三のライフシフト

 

ライフには「生命・人生・生活」という3つの意味があります。「人生」という意味では「LIFE SHIFT(ライフ・シフト): 100年時代の人生戦略」というリンダ・グラットン氏の著書ベストセラーになったことは記憶に新しいのではないでしょうか。

 

シフトは「別の位置に移行すること」という意味があり、ライフ・シフトから受けるイメージは今までと異なるだけではなく、より良い方向へ向かうというイメージがあります。また、ライフの3つの意味から考えると人生のシフトだけではなく、生命のシフト、生活のシフトも考えられます。

 

第一のライフシフト:生命のライフシフト

 

生命のライフシフトとは医療と介護による延命であり、日本は世界でも有数の長寿国でとなっています。 2018年の日本人の平均寿命は女性が87.32歳、男性が81.25歳です。すでに2015年には男性の平均寿命が80歳を超え男女ともに平均寿命が80代になりました。次のステップである90歳を男女ともに超えるには暫くかかるでしょう。

 

生命のライフシフトが暫く行なわれなければ、高齢者層人口が安定し、高齢社会という言葉も使われなくなるでしょう。高齢者が一定数で構成する社会は今までの社会とは異なりますので、日本をはじめ世界中でこれからの人口構造に則した社会づくりの研究が行われています。

 

平均寿命の推移と将来推計

出典:令和元年度高齢社会白書

 

第二のライフシフト:人生のライフシフト

 

第一のライフシフトが行われても、現在の高齢者と呼ばれている世代は今までと同じ社会の仕組みの中で生きていくことを望みます。人生の半分以上、もしくは大半を既存の社会の仕組みの中で生きてきたのですから仕方ありません。

 

しかしながらこれから人生の後半戦を迎える方、これから高齢者層に入る方は既存の社会の仕組みで生きていくか、それとも新しい社会の仕組みで生きていくかの選択を迫られます。

 

前述の「LIFE SHIFT(ライフ・シフト): 100年時代の人生戦略」によれば、既存の社会とこれからの社会の仕組みの違い、これからの社会の仕組みに必要な無形資産をあげています。

 

既存の社会の仕組みによるライフステージ

 3つのステージ

  • 教育 > 仕事 > 引退

 こらからの社会の仕組みによるライフステージ

 マルチステージ

  • インディペンデント・プロデューサー
  • ポートフォリオ・ワーカー
  • エクスプローラー

 これからのライフステージに必要な無形資産

  • 生産性資産(スキル・知識・仲間など)
  • 活力資産(肉体的・精神的健康・愛など)
  • 変身資産(自己理解・多くの人脈など)

 

 

どんなに柔軟なライフシフトを目指そうとも、今回の新型コロナ禍による社会的変化に対応するには型にはまったライフシフトではなく、劇的なライフシフトが要求されます。今までの生活に固執するのではなく、また現在の社会に順応するのでもなく、未来を見据えたライフシフトを行わなければなりません。

 

 

 

第三のライフシフト:生活のライフシフト

 

第三のライフシフトである日常生活のライフシフトは、第一・第二のライフシフトのような緩やかなシフトではありません。ある日突然やってくるのです。多くの場合は自然災害などによる環境の変化によってもたらせられますが、凡そ個人的なことから地域的な環境の変化に留まります。

 

新型コロナ禍のような世界的な社会環境の変化をもたらすことは滅多にないことです。かつてペストやスペイン風邪とも比較されますが、そうそう起きうることではありません。社会生活の変化は日常の生活にも大きく影響を与え、昨日まで当たり前だったことが今日から変わるような衝撃的な変化になります。

 

今までの生活

 

今回の新型コロナ禍による大きな変化は2つあります。1つは「現物社会」の変化、もう1つは「直接社会」の変化です。これらはウィルスの感染経路に端を発するもので、「現物社会」の変化は接触感染、「直接社会」の変化は飛沫感染と空気感染を回避するために行わてれいます。

 

「現物社会」は人類の歴史のほとんどを占めていますので、今までは変化を起こすことは無理だと考えられていました。実際には現金や文字と紙による伝達などは現物ではないのですが、少なくとも現物として扱われています。現物は情報の電子化と通信により我々の生活に浸透しています。そして第三のライフシフトにより、電子化と通信そのものが日常の生活そのものに代わろうとしています。もちろん電子化できるのは情報だけで現物は残るのですが。

 

「直接社会」は人と人が接するという基本的な社会行動で、間接よりも直接のほうが有効であり優位とされているのが今までの社会生活でした。ところが情報の電子化は電話やテレビ、ラジオなどで日常の生活の中に溶け込んでいます。それでも長い間の習慣と慣習で、間接的よりも直接的が優位に立っていました。生活の中では大きな違いがなくなりつつあった矢先の第三のライフシフトです。通信をマスではなくパーソナルに使うテレワーク、オンライン学習など多くの分野でライフシフトが起きてきています。

 

 

 

これからの生活

 

詳しくは次回の記事で書きたいと思いますが、電子化と通信(これ以外の用語でも構わないのですが)を日常生活に取り込んでいる状態から、さらに加えてAIが電子化と通信で行き届かない不足部分を補うようになってきています。長い年月をかけて築いてきた人間社会をAIが離れた場所でも複製し補完できるようになってきました。

 

これによって現物の移動と直接の接点がなくても社会が機能するようになります。物流と交通という二大産業も大きな転換期を迎えるでしょう。人間は集団社会で生きていくことには変わりませんが、集団の意味が変わります。近接的な距離の必要性はなくなり、集まる・つながるを避けることで孤立すると考えられていましたが、これからは孤立ではなく自立と考えられるようになるでしょう。

 

精神的なつながりと物理的つながりは相関関係がなくなり、物理的つながりが精神的つながりよりも優位ということもなくなるでしょう。どちらが良いとか悪いとか、どちらが優れているとか劣っているとかではなく、競争社会から適正社会へと変化すると考えられます。これからの生活はすべてが変わるのではなく変わるものと変わらないものに分かれた社会になっていくと思われます。

 

変わる社会を否定する世代は変わらない社会で生きていくことになり、そのような変わらない社会はこれから小さくなっていきます。変わらない社会で快適に生きることができるのはほんの一握りとなるでしょう。

 

 

近未来SFではすべてが変わるように描かれていますが、そのようなことはありません。大きな流れの変化は専門家やSF作家にお任せすることにして、身近な変化について次回の記事で書いてみたいと思います。

(つづく)

 

今読まずしていつ読むって感じかな!

  
  
  
【Newモデル】Fire HD 8 タブレット ブラック (8インチHDディスプレイ) 32GB

【Newモデル】Fire HD 8 タブレット ブラック (8インチHDディスプレイ) 32GB

  • 発売日: 2020/06/03
  • メディア: エレクトロニクス