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50代はシンプルに生きようと決めた

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50歳までの生き方、50歳からの生き方

 

人生100年時代の後半戦は50歳からと言いたいところですが、平均寿命は男性が81歳、女性が87歳、50歳になった時にはすでに人生の後半戦に突入しています。日本人の年齢の中央値は40代後半ですから、いずれにせよ50歳になったら人生後半戦を自覚しなければなりません。さらに健康年齢となると男女とも70代ですので、50歳になったらあと何年健康でいられるかも頭に入れておかなければんらないでしょう。人によっては人生後半戦は持病持ちになっているかもしれません、私のように。

 

人生湖畔戦になってまだまだ右肩上がりの生活を送ろうと思っている人はどのくらいいるでしょうか。ひと昔前なら「もう一花咲かす」と言ったものですが、現在の世相を考えれば安定した生活をこのまま送ることを望む人が多いと思います。東日本大震災や今回の新型コロナ禍のように生活が急変することがあります。ひとたび災禍が起きれば弱者が犠牲になること言うまでもなく、多くの人生後半戦を迎えた人たちが生命を落とします。それは自分かもしれませんし、あなたかもしれません。

 

だから悔いのない人生を送ろうというきれいごとではなく、立つ鳥跡を濁さずということでもありません。現実的な話として、いつ死ぬかわからないことも頭に入れながら自分がもっているものを見直す時期に入っています。自分が持っているものとは有形無形なものがあります。物理的なモノ、 経済的なモノ、またモノだけでなく人間関係や仕事関係など個人的な身に付けたコトがあります。

 

これらはすべて過去から積み重ねてきたコトとモノです。

 

 

 

50歳から新しい生き方をすることに

 

人生後半戦の年齢的な一区切りとして50歳になった時、今まで積み重ねてきたモノとコトを見直したでしょうか。この見直し作業を棚卸しという表現を使う人もいます。私も50歳の時に行いました。50歳の誕生日ではなく50歳になった最初の正月に行いました。良いことの棚卸しはよいのですが悪いことの棚卸しは鬱々とした気分になり酒でも飲まなきゃやってられない気分になります(で、飲みました)。このまま良いことも悪いことも積み重ねていくと思うと人生後半戦は明るいとは思えなくなり一大決心をしたわけです。

 

『人生後半戦は違う人生を歩もう』と。

 

人生100年時代ならば前半戦と後半戦に分けて違う人生を考えても良いのじゃないか、そんな気分になったのです。昭和世代としては「頑張れば将来報われる」と言われ続けてきたわけですが、もう頑張っても将来は見えているなと思ったのです。だから頑張らないのではなく、頑張るベクトルを変えてみようと思ったのです。

 

「LIFE SHFT」の著者であるリンダ・グラットン氏は、今までの「教育・仕事・老後」という3つのステージから「エクスプローラー」「インディペンデント・プロデューサー」「ポートフォリオ・ワーカー」という3つのステージを選ぶマルチステージに移行すると説いています。どのステージを選ぶかは本人が決めることですし、果たしてこのような3つのステージが日本で生きている今の自分に合うかどうかのほうが気になります。少なくとも現在の状況では過去の生き方を踏襲するか、それとも新しい生き方に踏み出すかのどちらかにはなるのではないでしょうか。

 

では新しい生き方を選ぶとすれば何から始めればよいのでしょうか。

 

 

 

シンプルに考え、シンプルに実行しよう

 

50歳になって人生後半戦を振り返ったとき、あれはこうしなければ、これはああしたいしと思い悩むことも多々ありました。これを繰り返すと悪いこと嫌なことばかりが頭に浮かびました。思い切って悪いこと嫌なことを人生後半戦は止めよう、止めることで良いこと好きなことが多少減ってもマイナスにならなければ人生後半戦は良いことだけになると思ったわけです。足し算と引き算、なんとも簡単で単純な理屈です。

 

例えば住宅ローン、50歳の時にはまだ完済していませんでした。これを無くすにはどうしたらよいだろうか、住宅を売ってしまおうと考えたわけです。住宅ですのでメルカリに出してすぐに売れる代物ではありませんし、その後の住むところや手続きなどいろいろあって2年近くかかりました。今では住宅ローンはなくなり、古い実家で暮らしています。他にも自家用車を手放しカーシェアに替え某タクシー会社の会員になっていたしもします。

 

仕事はもとと小さな会社と個人事業に移行して、委託契約を交わしながら仕事をしていましたので大きな影響はありませんでした。最近のように在宅ワークに理解が得られる(流行る?)前から自宅内に事務所を構えていました。こういう形態にするまで6年くらいかかりましたが、今ではこの状態が普通です。家族もそれぞれ独立しバラバラに暮らしていますので、ネットで会話をする方が多くなりました。直接会うのは3ヵ月に一度くらいでしょうか、これも今では普通です。

 

トータルで良いこと好きなことを残して悪いこと嫌いなことを止めるだけです。

 

将来のために頑張るのではなく未来のために頑張る

 

「未来」とは単に時間が経過した後のこと、「将来」とは特定の誰かの未来と考えます。現在の自分があるのは過去の自分があるからだと考えるのは時間の流れを表しているに過ぎません。過去の頑張りで今の自分がいると思える人もいるでしょうが、頑張った結果としての自分を肯定できるでしょうか。あのときああすればよかったと思う人は多々いるでしょう。それでもかまいません。

 

では今の自分の頑張りで人生後半戦の将来が見えるでしょうか。私は過去の自分がどうしてきたかということよりも、自分が生きている未来を見たいために今という時間を頑張って生きています。特定の誰かのためではなく、未来の社会を見たいという気持ちです。できればディストピアではなくユートピアを見たいものです。

 

私が人生後半戦に再始動した理由は「未来を見たいから」です。