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「ミニマルビジネスの始め方」をお話しする前に

「ミニマルビジネスの始め方」をお話しする前に|ながらすたいる bixlix.com

 

 

ミニマルビジネスは必要最低限の経営資源(ヒト・モノ・カネ)で行うビジネスです。

 

ビジネスの形態は人口構造で変わらなければならない

 

それは他でもない高齢社会による人口構造の変化によるものです。人口構造は人口ピラミッドで良く知られていますが、年齢層と性別によって人口の多寡がわかるグラフです。人口の多寡は社会の思考と世相に大きな影響を与えます。

 

本来であれば年齢と性別で個人の思考や行動をカテゴリーに分類できるはずもないのですが、日本では長年の年功序列、男性優位、同調圧力によって、年代別の世代感があります。よく知られている世代である「団塊の世代」は1947年~49年生まれで約800万人(総人口の8%強)がいます。

 

団塊の世代の退職、年金受給、後期高齢者医療保険などの対象になるたびに社会問題として取り上げられます。社会問題は団塊の世代だけで発生することではなく、団塊の世代以前にも、また以降にも発生している問題にもかかわらず、団塊の世代だけに注視して多くの問題解決の方法が論じられてきました。

 

 

人口構造の変化は社会構造の変化にも影響を及ぼす

 

人口構造の変化は社会構造へ大きな影響を及ぼします。最近で大きな社会構造の変化を目の当たりにしたのは「在宅ワーク」への移行が進んだことです。新型コロナ前では在宅ワークの普及率は低く、新型コロナ禍の下では急速に在宅ワークが進みました。

 

対面での会議もビデオ会議へと移行し、ダラダラ続いていた会議はビデオ会議で一掃されました。一方では仕事終わりのみんなで一杯という慣習もできなくなり、新たなコミュニケーションが求められています。パラダイムシフトと考えることもできますが、世代間のギャップの逆転現象が生じたとも考えられます。

 

今までの同一の場所での集団労働を「場所」での直接コミュニケーションから、「通信」での間接コミュニケーションへ変わったのです。「通信」が電話・FAX・メールなどから疑似的な直接コミュニケーションと言えるビデオ通話に変わったことは大きな変化として受け入れられました。

 

 

 

コミュニケーションの変化とミニマルビジネスは関係あるのか

 

ビジネスの経営資源には「ヒト・モノ・カネ」があります。これにヒト・モノ・カネの「情報」を加えたのがコンピューター・システムです。コンピューターが仕事に直接影響を与えるようになったのがパソコン(パーソナル・コンピューター)の普及があった頃からです。

 

この段階で仕事の仕方が変わったのを覚えているでしょうか。今までて手書きだった書類がプリンターで印字された書類に変わりました。職場でのパソコンの普及状況によって異なりますが、ワープロからパソコンに変わった1980年代から1990年代に起きたことです。

 

2000年代からはコンピューターシステムにネットワークが加わり、2010年代からは本格的にインターネットが普及しました。パソコンの普及まで意思決定をしてきた団塊の世代はインターネットの普及を仕事上では体験できませんでした。世代間のギャップは新型コロナへの政府の対応状況を見てもわかります。

 

 

仕事は変わってませんが仕事の仕方が変わった

 

パソコンを使って仕事をする、インターネットを使って仕事をするという仕事の変わり方ではありません。場所による仕事から通信による仕事に変わったことは、対面で仕事を行わなければならないという暗黙のルールに緩やかな変化をもたらしました。

 

日本ではIT(Information Technology)と呼ばれている情報技術も、海外ではICT( Information and Communicaion Technology )とコミュニケーションが加わっている情報通信技術と呼ばれています。この違いの認識が仕事の仕方の変化の違いです。

 

この緩やかな変化を歯がゆく思っていた人もいれば、緩やかな変化で多くの人に理解を求めようとしていたのかもしれません。新型コロナ禍で状況が一変し、急激な変化を受けざるを得なくなったのです。

 

新型コロナ禍でのこの仕事の仕方の急激な変化は中高年と高齢者には受け入れ難かったようです。仕事の仕方が集団から個人に変わり、仕事も集団の責任から個人の責任へと変わったのですが、新型コロナ前の考え方で責任の所在を求めるような発言が多かったのも中高年と高齢者からでした。

 

 

 

仕事の目的は集団でも、仕事の責任と成果は個人で持つこと

 

日本人という国民性からでしょうか、日本人の仕事の仕方は集団で行うのに向いていると信じ込んでいなかったでしょうか。社会人になる前の教育も、社会人になってからの仕事も、老後の介護も集団で行うことが最も良いとされてきました。一匹狼も個人プレーも慎まなければなりませんでした。

 

ところが集団での仕事が不可能になると、経済も生活も滞るようになってしまう危険性があることは新型コロナで十分わかったと思います。これからは教育と仕事は集団と個人のバランスをとることになるでしょう。問題は老後の生活と介護です。

 

教育と仕事は集団と個人のバランスを集団側(学校・会社)が方向性を出し実行するようにしてくれますが、老後の生活と介護は個人(自分・家族)が方向性を決め実行しなければなりません。やがて訪れる運動機能や認知機能が衰える前に行う必要があります。

 

50代60代がミニマルビジネスを行う目的は3つある

 

  • ミニマルビジネスを行うことで自分で自分の将来を決める方法を身につけることができます。仕事と老後と介護という違いはあっても方法は役に立ちます。
  • ミニマルビジネスは経営資源を投資するだけではなく、経営資源をさらに増やすことができます。特に老後の生活資金、介護資金を増やしておくことに役に立ちます。
  • ミニマルビジネスは頭と体と心を健康に保つ全心身活動です。健康のために仕事をするのではなく、仕事をすることで健康を維持することができます。

 

次回は「ミニマルビジネスにリスクはあるか」からお話しします。