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「ヒト・カネ・時間・場所・顧客」のまとめと「モノ・情報」とは

 

「ヒト・カネ・時間・場所・顧客」のまとめと「モノ・情報」とは|ながらすたいる bixlix.com

 

 

ミニマルビジネス(以下、ミニビズ)の7つの要素は「ヒト・モノ・カネ・情報・時間・場所・顧客」です。今までに「ヒト・カネ・時間・場所・顧客」の5つの要素についてお話ししてきました。今回は残りの「モノ・情報」の前に今までのまとめと、なぜ「モノ・情報」を後回しにしたかをお話しします。

 

 

「ヒト・カネ・時間・場所・顧客」のまとめ

 

ミニビズの「ヒト」は自分自身

 

ミニビズの「ヒト」は自分自身にほかありません。ビジネスを始めるも始めないも自分次第です。他力本願ではミニビズは成り立ちません。ビジネスを始めるという覚悟(というほど大袈裟ではないです)が必要です。

 

自分自身がミニビズを始めるに相応しい人材かどうかは「ヘルス・スキル・ビジョン」から判断します。この3つがなければ始められないかというとそんなこともないのですが、かなり遠回りをするか、総合の努力が必要になります。たとえミニビズでもです。

 

ミニビズの「カネ」はゴールではない

 

ミニビズの目的を「カネ」に置く、つまり金を稼ぐためにビジネスを行いません。カネに限らず、ミニビズの7つの要素のいずれかを目的にすると、次から次へと追加が必要になります。ビジネスを拡大することが目的となり、もはや小規模で行うミニビズではなくなります。

 

ミニビズに必要なカネには、入ってくるカネと出ていくカネ、そしてスタートするために必要なカネがあります。スタートするカネは開業資金と運転資金、入ってくるカネはビジネスで得られるカネだけ、出ていくカネは投資として考えます。自分のために使うカネも投資となります。

 

ミニビズの「時間」は時計ではわからない

 

ミニビズの「時間」とは時計でわかる時刻と時間だけではありません。時機(タイミング)と機会(チャンス)も時間として考えます。運が良いというのはタイミングとチャンスが訪れた時にミニビズの他の要素の準備ができているための必然的結果だと考えます。

 

時間管理は自己管理の一部ですが、自分に関わることだけを管理するのではなく、顧客にかかわる時間の管理も必要です。また、過去>現在>未来という時間の流れの中で、最も重要なのは未来です。未来を常に見なければビジョンの達成ができないからです。

 

ミニビズの「場所」は自分と顧客がいる場所

 

自分も顧客も物理的な存在ですので必ず存在する場所が必要です。存在する場所が物理的な場所でもビジネスを行う場所が物理的な場所とは限りません。物理的な距離は移動を伴いますが、通信と流通を使うことによって物理的な距離を縮めることができます。

 

自分のいる場所と顧客のいる場所が共通であることがビジネスの条件となります。共通の場所はコミュニケーションの媒体で決まります。ミニビズが得意とする場所は、狭小で限定的な市場です。限られた人的資源(自分自身)を活かすにはこの市場が最適です。

 

ミニビズの「顧客」は購入者だけではない

 

購入者の心理の変化を表すAIDA・AIDMAなどの最初の「A」はAttention(注意・認知)を意味します。購入者は必ずしも使用者(利用者)とは限りません。顧客には購入者と利用者が含まれます。また購入を決定するために影響を及ぼす影響者という存在もあります。

 

ミニビズの顧客は利用者を指し、自らは影響者となるか、購入者と結びつける役割を果たします。顧客は大きな市場ではなく自分と時間と場所を共有する狭小市場・限定市場にいる顧客を対象にビジネスを行います。ミニビズのスタートは顧客にAttentionしてもらうことを目指します。

 

 

 

 

 

「モノ」と「情報」はミニビズに必要か

 

「モノと情報は必要か」と聞いておいて「必要です」とお話しするのも心苦しいのですが、同じ「必要」でも考え方は違います。かつて日本は「ものづくり大国」と自負していました。現在はものづくりではなく「ものづくり遺産大国」になっています。

 

日本のものづくりは手工業の延長で、機械化されたと言っても手作業と同じ工程を機械で行っていました。日本人の機械に対する考え方は道具の延長だったのです。今でもこの考え方は根強く残っていますので、ものづくりだけでなく社会生活にも影響を与えています。

 

モノの情報化、情報のモノ化

 

「モノの情報化」の情報とは情報通信の情報ではなく、有形のモノにたいして無形のモノすなわちコト・サービスという意味です。モノは所有が前提でしたが所有することなくモノが使えるようになりました。またモノそのものではなくデザイン・ブランド・技術力などが訴求されるようになっています。

 

一方の情報通信の情報は、情報を扱うソフトウェアとハードウェアが一体化したモノとして扱われています。最たるはスマートフォンで有形のモノと無形のコト・サービスが一体化しています。ミニビズではモノと情報が一体化している商品を対象とします。

 

情報のプロセスの基本

 

ミニビズの要素の「情報」とはビジネスに関わる情報です。ヒトの情報・カネの情報・モノの情報・時間の情報・場所の情報・顧客の情報、そして情報の情報があります。情報の情報とは、例えば情報セキュリティが該当し、手作業ではとうてい扱うことはできません。

 

「情報」には収集>蓄積>加工>発信という基本プロセスがあります。ミニビズでもこのプロセスは同じで、ミニビズだからと言って情報量が少なくて良いというわけではありません。ミニビズは特定の分野で狭く深く情報を発信しますが、情報の収集は広く浅く行うことも必要です。

 

 

 

 

 

成熟社会でも「モノ」と「情報」は溢れている

 

新型コロナと首相交代で令和の時代が名実ともに新しい時代に変わろうとしています。時代の変化にともなってビジネスのあり方も変わる兆しが出てきています。首相交代の前から日本の景気は後退局面に入ったといわれてきました。

 

後退局面というのは成長率の鈍化を意味しており決して後退している訳ではありません。成長率の鈍化は成長社会から成熟社会に入ったことを意味しています。成長社会であり余ったモノと情報がそのまま成熟社会に引き継ぐことはできません。

 

大量のモノと情報を増やし続けるビジネスのあり方もこれからは変化してきます。モノと情報はなくなりはしませんが、モノと情報に対する考え方を改めなければなりません。他の要素よりも詳しく次回からお話してみたいと思います。