自宅で働くということは、当たり前のようで当たり前でない

自宅で働くということは、当たり前のようで当たり前でない|ながらすたいる・えっくす www.bixlix.com

 

 

年末になっても新型コロナの猛威が止まず、再び在宅ワークに戻る人も多くなってきました。私の住む札幌ではGo to xxx が一時停止状態になっています、とは言っても隣接市の利用は可能ですので、なんだかなーという毎日を過ごしています。

 

 

 

 

公私を分けて自宅で仕事をするには

 

「公私を分ける」が当たり前だった昭和から、「公私を分ける」ことに賛否両論が噴出した平成になり、令和が始まった早々に「公私を分ける」とばかり言っていられない状況になりました。ふだん職場で働いている人が公私を分けて自宅で仕事をするには戸惑いを感じると思います。

職場で公私を分けるのは雇用主が使用人の時間を買っているという発想からきていると思います。その割には仕事が終わった後の飲み会の席でも無礼講とは言いながらも職場での秩序が保たれています。雇っている、雇われているという関係が公私の垣根を乗り越えて人間関係を引き摺ってしまいます。

職場にプライベートを持ち込まない、自宅に仕事を持ち込まないと豪語する人もいますが、このような人はどのようにして公私を分けているのでしょうか。おそらくは気持ちの持ち方で分けるのではなくて、時間と場所で気持ちを切り替えているのだと思います。少なくとも私のサラリーマン時代はそうでした。

 

自宅で仕事をする場合も時間で分けることはできますが、場所で分けることができる人とできない人の差は大きなってしまいます。

 

自宅に働く場所を確保する方法は

 

自宅に働く場所を確保する方法はいくつか考えられます。 

  1. 生活の場を変えずに、生活の場の一部で働く
  2. 生活の場を変えずに、生活には使ってない場所で働く
  3. 生活の場の一部を変えて働く
  4. 生活の場とは別に働く場所を設ける

 

それぞれの細かな説明は省きますが、なんとなくイメージできるのではないかと思います。問題が発生するのは1と2の場合が多く、仕事と生活を並行して行うことが避けられません。3の場合は仕事をする人は集中できても、同居している家族は気をつかうでしょう。

4は理想的なように思えますが、電話やオンライン会議で発せられる声が他の人に筒抜けでは円滑に仕事が進められません。また家族が発する音なども仕事相手に伝わってしまわないようにも気をつけなければなりません。3は4に比べて、ふだんは見られない仕事の様子が家族にも伝わってしまいます。

 

自宅で仕事をするときには、同居する家族がいるかいないかで大きく環境が変わってきます。4は理想的ですが、業種や業務によって仕事環境の整え方にも個人差が出てきます。

 

 

自宅で働くときに必ず必要な環境

 

自宅で働くときに必ず必要な環境があります。 

  • 円滑な通信環境(回線・機器・スペックと関係知識)
  • 会話が円滑に行える環境(マイク・スピーカー・防音)
  • 集中できる環境(静音・コミュニケーションルール)

 

環境を作るにはモノとコトが必要ですが、まずはモノが仕事をする環境に適しているかどうかを判断しなければなりません。これらには新たな投資が必要になる場合もあります。個人が負担するのではなく、雇用主側が負担をするか、金融機関や国の後押しが必要になります。

もっとも金融機関や国は自宅で働くという在宅ワークからほど遠い働き方をしていますので、給付金や融資をあてにしても時間がかかってしまいます。ならば自分で環境を作るしかない、と働いている人自らが考えなければなりません。

 

「よくわからない」では新型コロナ禍のもとでは自宅では働くことができないと考えたほうがよいでしょう。すでに自宅で働いている人にとってはチャンス!とも言えるのですが。

 

 

 

マルチワークとマルチライフ

 

仕事では複数のタスクを同時に行うことが仕事ができるという証のように思われいる節があります。実際にマルチで仕事を行っているように見えても、ほとんどの場合は1つのタスクを超短時間で行うように仕組みを作っています。

マルチワークとは副業・兼業だけではなく、他業種・他業務の仕事を行うことです。マルチタスクと同様に少ないパワーで仕事を終わらせる仕組みがなければマルチワークも難しいといえます。一方、ライフ(生活)はマルチで行うのが当たり前です。

ではワークとライフをミックスしてマルチで行うのが難しいのでしょうか。それは、使う頭も体も、気持ち(心)も違うからです。さらに経験がない、スキルがない、向き不向きなどとできない理由ばかりがあがってきます。

 

自宅で仕事をすることをもっと深堀して考える

 

仕事と生活を時間で区切る、場所で区切る、気持ちで区切る、経験とスキルはやらなければ身につかない、向き不向きはやってみなければわからない、仕事でできることは生活でもできる、生活でできることは仕事でもできる・・・、まずは「自宅で仕事をする」ということについて深堀して考えることが必要です。

 

新型コロナ後は、仕事と生活、職場と自宅、時間と場所という分け方が変わってきます。人生後半戦になると仕事に費やす時間が少なくなります。新型コロナ禍の今を好機と考えて、自宅という場所と時間を有意義に過ごす方法を深堀して考えてみてはどうでしょうか。