ワークスタイル ✕ ライフスタイル (6) ~ 働き方改革と暮らし方改革

ワークスタイル ✕ ライフスタイル (6) ~ 働き方改革と暮らし方改革|ながらすたいる・えっくす www.bixlix.com

 

  

在宅ワークをライフスタイルに取り入れるうえで、ライフスタイルをシンプルにするという観点で今までお話してきました。 

  1. 「モノ」から始めるな
  2. 「男は直線、女は曲線」
  3. 「寝+食+職」を分ける(+番外編 )
  4. 自宅を「IT化 ✕ デジタル化」
  5. 「古家具・古道具」を選ぶ
  6. 一点集中ではなく「一線集中」
  7. シンプライフと「健康管理」の両立

実際に在宅ワークを行ってみて「在宅ワークでもいいかな」と思う人は3人に1人くらいだそうです。複数のアンケートを横並びにして結果をみると、「都市部は多く地方部は少ない」という他にも「高齢者は少なく若年層は多い」「ITリテラシーにもよる」など予想通りの結果となっています。

往々にしてこのようなアンケート結果は調査側の目論見通りの結果が発表されます。「だからITをもっと使うようにすべきだ、そのためには・・・」という論調のアンケート評で締めくくられる場合がほとんどです。ただいくら強調したところでITに馴染みのない人には届きずらいというのが現実でしょう。

 

 

 

職住分離とワークライフバランス、そして在宅ワークへ

 

職住分離が当たり前の時代のワークライフバランスとは、仕事すなわち「職」と生活すなわち「住」のバランスをとることでした。つまり職場と自宅で過ごす時間のバランスをとることで充実した生き方ができるという考え方です。ところが職場でも自宅でもない場所である「第三の場所」がビジネスとして成り立っていたのが新型コロナ前の状況です。

職住分離時代のワークライフバランスは、ワークスタイルとライフスタイルの調和を行うことあ主眼となっていました。新型コロナで従来のワークスタイルを続けることができなくなり、今までのライフスタイルの中に取り込もうとしたのが現状の在宅ワークです。ライフスタイルにワークスタイルが取り込める余裕がある人は積極的に受け入れることができたでしょう。

公私混同しない、仕事は家に持ち帰らない、職場に家庭の事情を持ち込まないという考えの人にとっては納得がいかないまま在宅ワークを始めた人もいると思います。その人たちにとっては仕事がスムーズに進まなかったでしょう。ワークスタイルを変えると同時にライフスタイルも変えなければ、ワークライフバランスはとれるわけがありません。

在宅ワークを行うにはライフスタイルをシンプルにし、ワークスタイルを取り込む余裕をつくることが必要なのです。

 


在宅ワークとシンプルライフのバランス

 

心にゆとりを持つ

自宅はリラックスする場所と考えていると自宅で仕事をすると考えるだけでストレスを生みます。まずは心にゆとりを持つことが必要です。自分を在宅ワーク新人と考え、ライフスタイルに余裕を持つ方法を考えてみましょう。

 

シンプルライフは動線で

新たに自宅に仕事場を持つことは容易なことではありません。シンプルライフといえばモノが少ない暮らし方のように考えられていますが、在宅ワークのためにモノを捨てることよりも、仕事動線を考えてからモノを移動することを考えましょう。

 

場所分離+時間分離

職住分離は時間と場所を同時に分離することができます。自宅には必ず食べる場所と寝る場所があります。在宅ワークを場所の分離と考えずに時間の分離と考えると新たなスペースをつくる必要はありません。これはシンプルライフの基本でもあります。

 

紙をなくすために

IT化・デジタル化と言われても目的がないのではIT機器・デジタル機器を使う気にはなれません。では「紙をなくす」という目的を持ってはどうでしょう。ティッシュなどの使い捨ての紙以外をなくすと部屋はすっきりします。これもシンプルライフの基本です。

 

心が落ち着くものを使う

金属とプラスチックばかりでは落ち着きません。自然素材や古い家財の中で心が落ち着くものを使うようにすると同じシンプルライフでも心にゆとりが出ます。ただし心が落ち着くものは人それぞれ、その時の気分で違いますので増えすぎないように注意しましょう。

 

一線を大切にする

在宅ワークとシンプルライフに共通するのは「一線」です。仕事と生活に一線を引くこと、そして同じカテゴリーとトーン(色調)という同一線上で考えると物理的な調和がとりやすくなります。「そろえる」もシンプルライフの基本でえす。

 

仕事も生活も健康第一

健康管理は老若男女、時代を問わず大切です。健康管理を軸にして考えるのではなく、健康管はベースとして考えます。人それぞれ健康状態は違いますので、最低限の健康管理を行うようにします。ベースが崩れるとその上の仕事も生活もバランスが崩れますので注意しましょう。

 

 

 

 

新型コロナには働き方改革と暮らし方改革が必要

 

在宅ワークで働き方改革が進んだいう考えもありますが、ワークスタイルが変わるということはワークライフバランスをとるためにライフスタイルも変えなければなりません。ワークスタイルだけ変えてライフスタイルは変えないのはアンバランスになります。

 

ライフスタイルを暮らし方と考えれば、働き方改革と同時に暮らし方改革を行わなければ新型コロナに打ち勝つことはできません。そして両方ができれば新型コロナ禍の後は今までとは違った生き方ができるのではないでしょうか。